Blender備忘録33頁目「アーマチュアの設定9」

江上宿六です。

 

最近はBlenderやVRChat絡みで色々見たりするんですが、知らないことや

やってみたい面白そうなことがまだまだありますね。 その辺を調べたり

やってみ次第記事を書いてみたいですね。

 

さて前回顔ボーンを配置したので今回は顔のウェイトペイントをやっていきます。

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まゆげです。 自分流のやり方では重複を避けるとしつこく言っています。

後の方のがズレてるように見えますけど、ズレてる辺は顔のメッシュです。

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まつげです。 一番内側のやつは、先分かれしたまつげとまぶたを塗り、

加えて顔の頂点も近い点というか、他まつげと並行的に並ぶ点を塗り、更に

一つ上部の点も塗っています。 上のまつげまぶたは広めに塗ると良いそうです。

 

真ん中の画像は3番目のボーンですが、顔メッシュの頂点が少なく、重複を

避ける点もありウェイトを割り当てられませんでした。 反省点の一つでした。

 

最後の画像はかなりざっくりと塗っています。 ボーンはあと1つ多くても

良かったかも知れませんが、まぁ、こんな感じで良いと思います。

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下まぶたです。 最初のボーンは今にしてみると微妙ですね。 左下も塗るか

下の所は隣のボーンにしたりするべきだったかもしれません。 他のボーンは

普通に近い頂点と少し下部分も塗っています。

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口です。 特に何かと言う事はないです、口の中は塗らなくても大丈夫です。

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顎です。 だいたい上げ下げしてほっぺ辺りが不自然じゃないくらいまで

塗るのが良いかもしれないです。 口開け前提で下絵を描く必要があった説。

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瞳とハイライトですね。 瞳は目のメッシュにウェイトを入れます。

黒目だけにウェイトを入れるというのも無い事は無いと思いますが、ここは

一つ外というか、一番外以外に設定しておくのが一番形として崩れにくいとは

思います。 ここは他の部位よりも注意深く設定してください。 下手すると

すぐに黒目や白目がまぶたを突き抜けてしまいます。

 

目のメッシュの方向とかボーンの長さ、それぞれボーンを動かして確認つつ

変に動かないよう調整していきましょう。 言うまでも無く大事な所です。

 

で、鼻とか舌とかは省いたんですけど、大丈夫ですよね。

鼻は鼻の頂点、舌は舌全部です。 ボーン自体の存在意義についても

顎も含めて思う所はあると思うんですけど、とりあえず普通に要りますので。

 

これで多分ウェイトを設定出来ましたが、まだやる必要がある事があります。

それはこの顔ボーンにウェイトを設定した事による、頭部のウェイト削除です。

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最終的にはだいたいこんな感じになると思います。 ハリウッド映画は無関係。

塗り残しがあったりとか、重複して塗ってしまったなんて事もあると思います。

そういう時はやはりボーンを大胆に動かして、おかしいと思った所を修正する

というのが一番早いと思います。

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こんな感じでボーンをいじってポーズや表情をつけるだけで割と遊べます。

 

という感じで今回は終わりです。

次回は顔ボーンの制御関係とかで言えることがありそうなので、その予定で。