Blender備忘録19頁目「番外編1」

江上宿六です。

 

丁度良いタイミングなので、ちょっと番外編として一つ。

標準テク本をベースにここまで作ってきましたが、一方でずん子本の方は

どういう感じなのかというのを少し記してみようと思いまして。

 

標準テク本では顔の表面から作って、徐々に頭部を完成させていきました。

対してずん子本ではまず棒人間を作ります。 脚部分に立方体を追加して

上方向に押し出していき、肩まで来たら腕を押し出します。 続けて

首を押し出し、頭も横に押し出して作ります。

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そこまで出来たら股から上部分の真ん中向きの面を削除してミラーを追加、

という感じです。 何処かのタイミングで細分割曲面を加えたと思いました。

 

ここから顔の細かい所を作って、体の方も作っていくという感じですね。

ここまで来たらだいたいどちらの本でも造形力勝負みたいな所はありますが、

細分割曲面を使った状態で作るかどうかというのが大きな違いだと思いました。

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細分割曲面は便利だと思うんですけども、どうしても点や面の数が増えるという

難点がありますし、ごまかしが利きすぎるのも何と言いますか。

前者が細分割曲面2、後者が無しです、ちょっと悪意がある比較になってますけど。

 

どのみち細分割曲面を使っても使わなくても綺麗な形を作る苦労は

大して変わらないと思うので、別に善し悪しというわけではない気はしますが。

今は仕上げ程度に使えればくらいの認識です。

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ずん子本は女性らしい体を作るというか、なかなか拘りが感じられます。

綺麗な面を作るためトポロジーについても割と口酸っぱく言ってる感じです。

あとなんだかんだ言っても標準テク本よりは若干易しめだと思いますので

先に目を通すならずん子本の方がオススメだと思います。

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どの本も難しい点や迷う点が出ますが、そういうのはしょうがないのです。

難しいと思ったら一度別のことでもやって頭を切り替えましょう。