Blender備忘録79頁目「新新・作業手順の確認1」【3.3.14】

江上宿六です。

 

昨年末に新年の抱負的にSNS的な方も復帰を目指したいみたいな事を

書いたりしてましたけど、勢いと操作の不慣れさによって半分達成した感じに。

それでもやっぱりなんか精神的に負担が多いと思ったので今後はまた控えめに。

 

それにしても作業手順の確認ばっかりしてるなあとは思いますけど、

忘れっぽい人間ですので新しい手法を身につけたら記しておかないとね。

事細かに記すというよりは感覚寄りで記していきます。

 

ということで例によって折りたたみ、そこそこ縦長になると思うので。

 

 

下絵は自由に用意してもらって。 だいたい目と口のあたりに円を配置して

押し出しから拡大で適当なサイズにする事で面を生成。 ミラーを設定したら

クリッピングにチェックをいれて口は頂点の横半分を削除して中央を接着。

 

目の内側の辺を押し出して中央で接着。 目の下と口と繋げたら辺を増やして

鼻になる部分を作る。 鼻の部分の上と横部分の頂点を選択したら細分化。

この時に左下メニューの四隅のタイプを内部頂点にすると目の方も連結される。

 

口元に辺が増えるので唇の方を縦にループカットして辺を増やして連絡する。

下唇にも忘れず辺を増やしてサブディビジョンサーフェスを設定する。

ここまでやったのが2枚目の画像、カエルみたいで可愛い。 またはE.T.

唇の下から目までを選択して押し出して顎までのラインを作ったり、目の上を

押し出しておでこ方向も作り形を整える。 ここで大事なのは口元のラインを

ちゃんと作る事。 鼻の下や顎に向かう線を教本通りちゃんと作った。

 

おでこ側を除く外周の頂点を選択したら奥方向に押し出して立体的に。

目の周囲と唇の辺を増やしたりしたら下絵を参考に形作っていく。

奥に押し出した二つの辺を下絵の輪郭に合わせると良いと。

 

辺の流れは教本の通りにとしか言えないんだけど教本の画像は使えないので

シャープとシームでこの線をこういう風にというのを急遽作ってみました。

猗窩座か何かか、というかそれとこの子の名前を続けると別のキャラが発生する。

 

唇とかも教本のような形にしたらとても良い感じになったので

この辺の造形が今一つよくわからない感じだった自分には良い本だったと。

 

顎下を押し出して首の前面を作ったり、その頂点と頬の後ろ側を押し出して

首の横と後ろを作ったり。 ここの選択している所がなんだっけ、崖だっけ。

ここをちゃんと段差を付けてラインを作らないと顔型が綺麗に見えないとかで

昔から苦労していたけども今回でちゃんと作れるようになったかもと。

このあと教本では耳を作るために少しだけ後ろに伸ばしたりはするけど後頭部や

頭頂部については仮のオブジェクトで済ませて後に削除するので、それが今一つ

気に入らない自分は後頭部を作った。

目の縁を押し出して白目部分を作り、瞳も作った。 こういう感じの

凹面レンズのようにすると、どの方向からも自分の方を向いているように

見えるんだったっけ。 ちょっと角度が弱くてあんまり効果がなかったかも。

 

目の辺を押し出そうとするとサブディビジョンサーフェスの影響で変形するので

こことか影響を受けさせたくない所にはクリースを使うのが良い、というか

この教本は全編こういう感じなのでクリースは使いまくっている。

 

いつの間にかまつげとかが作られた後に耳を押し出して作る。

クリースをかけていないと尖った耳を作るのが大変である、途中で気づいた。

 

まつげの事だけども、この教本では立方体を使って形成するんだけども

良い感じに回転させて突き刺すのが結構難しいんですよね。 なので少し

簡単に出来そうな方法を考えて、記事を書きながら実践してみました。

 

まつげの所の面を複製してとりあえず別オブジェクトにして適宜クリース。 

次に頂点をスライドして想定している幅にしたら真ん中を横にループカットして

辺を追加する。 これを前方に移動させて立体的にしたら端っこを結合する。

追加した中央の辺にシャープを入れる。 こんな感じでいかがでしょう。

 

教本のやりかたと遜色ない感じになると思うし、だいぶ楽だと思います。

今回は教本通りやりましたけど、次回以降はこっちの方法でやろうかな。

 

そして教本に逆らい頭部を作って頭部を作りました。

続けて髪を作るんですけど、髪に関しては新たな知見がないとは言いませんけど

だいたいこれまで通りの作り方でも良いかなという感じでした、自分には。

 

とかいいつつも横とか後ろは教本の方法を使ってみたりという。

必要なパーツをしっかり着脱したり流れを作るのにこういう構造が必要でして。

これです。 後頭部から直で生えてるのは絶対変になるし、それだったら

ちゃんと上の方から形を作ろうという事に。 しかしそれこそアレですな、

教本の通りに頭部の見えない部分を削除してしまえば面の数が減らせるという。

まぁ、仕方ないんです。 試してみたら800くらい減らせましたが。

口内を作るのは教本でも最後のディテールパート。

白目と同様に空間を作って、そこに歯とかも作って置くんだけれども

この時に歯の向きとかをちゃんと考えておくと後でやる事になるフェイシャルで

違和感が出にくくなるのかもしれない。

 

あと意外と歯の横幅はあった方が普通に見えるような気がするけど、ここは

自分ではどうなのか分からない。 そのまま口を開けて見えるのは犬歯くらい

と思ってるけど割と個人差があるから、まぁ、自分の感覚で。

ということで頭部はとりあえず完成という感じです。

 

前回の作業手順のやつとはだいぶ違う感じというか、前回の頂点数多いなあ。

こっちもサブディビジョンサーフェス適用したら同じくらいにはなるけど

こっちのが断然楽だし綺麗になると思います、多分。 見栄えに関しては

向こうと違ってこっちはほぼ素のマテリアル使ってるから若干。

 

次回は胴体、用意した画像的にもまあ同じくらいの縦長さになりそう。

ハプニングもあったりしますし。