江上宿六です。
やはり今回も長くなりそうなので早速始めていきましょう。
前回肌のマテリアルをノードを使う事で色調を調整しました。
髪にも同様のノード設定を施した結果、まぁ、そんなに悪くは無いのですけども
もう少し何か欲しい感じだったりしませんかね、ハイライトあればとか。
ノードでなんかそれっぽい事が表現出来たりするようです。
髪のマテリアルを選択してノードを使うボタンを押します。 ノードエディターの
画面にしたらShift+A等で追加→入力→ジオメトリとし、ノードを追加します。
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このノードのノーマルというやつは放線の情報を出力してるやつで、それを
直接出力に繋ぐとこういう感じで色が付けられたりします。 ある種魅力的。
これの緑色は縦方向の情報らしいので、それだけを使うため追加メニューから
コンバーター→RGB分離としてノードを追加したらノーマルから繋ぎ、
Gから出力すると後者の画像のようになります、これが髪の毛感を出します。
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更にRGBカーブを追加し、Cの所でYを0.5にして出力したのが後者の画像。
暗すぎる所が明るくなったというか、放射に0.5入れたみたいな感じですかね。
ここまで出来たら肌の時にやった時みたいにカラーランプを追加し、
色を設定すれば良いのですが、まだ少しだけやったら良い事があったりします。
ともかくカラーランプを追加し、RGBランプからカラーランプに繋ぎます。
グラデーション(カラーバンド)の中にあるカーソルなやつ(カラーストップ)を
3つほど追加し、黒灰白灰黒と色づけをし、髪の毛のハイライト感を作ります。
黒髪だとしたらテカりすぎですけども、髪感は出てきたんではないでしょうか。
最後にこれに対して色を設定していくというか、ミックスさせていきます。
デフォルトで作られるマテリアルノードに前回作った光る所は白で影は黒になる
マテリアルを設定します。 このマテリアルノードが無い時はShift+Aの追加、
入力→マテリアルで追加する事ができます。
更に追加、カラー→ミックスRGBというのを2つ追加し、最初の方のミックスに
カラーランプからのカラーを色1に繋げ、色2にはマテリアルを繋げます。
そして2つ目のミックスは色を設定します。 色1には影色、色2には光色です。
そして2つ目のミックスから出力に繋ぐと、どうでしょうか。
髪にハイライトっぽい感じの表現が多分出来たのではと思います。
この辺のミックスの設定をいじって、自分好みにしてみると良いと思います。
因みに自分の所では、最初のミックスをスクリーンに変更しています。 これは
お絵描きでも割とスクリーンを使っているという理由だけですけども。
最終的なノード図です。 これだけ見せて設定しろ、でも別に良いんですけど
出来るだけなんかやってみたつもりです。 教本見ながらやっていた時は
なかなか拒否反応があったんですけども、今はこれを使ってどんな事が出来るのか
興味がなかなかあります。
というわけで今回は終わりですね。 もうこの辺は他のマテリアルにも
肌のノードか髪のノードに対してやった事を同じ様にやるだけなんですけども、
そういう時に役立つかもしれない事を書こうかと思います、短いかも。