読了ということで。

江上宿六です。

 

残すところはフェイシャルとUnityとVRChat辺りだったのでそんなに時間は

かからないだろうとは思っていて、確かにその通りではあるんですけど

何かよくあるRPG燃え尽き症候群みたいな感じで手が止まったりしました。

まぁ、RPGでそういう風になったことはほとんど無いんですけど。

 

フェイシャルは特に変わった感じの事はなかったかな。

モディファイアーがある状態でシェイプキーを作るので、後にモディファイアーが

適用できないという問題があるが、そこについても解決策が提示されていて良い。

アドオンでも出来るようだけど使わない方のやり方も学んでおいて損は無し。

十数分あれば数十個のシェイプキーは転送できる。

 

ある程度の表情が出来上がったらVRChatに必要なシェイプキーを

作る事になるんだけど、ここはなかなか適当に放り投げられていて面白い。

 

VRChatの導入とかSDKの導入とかなんだけど、そこが一つアレというか。

この本もだいぶ新しいんだけど、恐らく使うUnityのバージョンが変わってて

本の通りに出来なくなってる感じ。 まぁ、気にせず古いバージョンで

AvatarDescripterの設定とかを行うことにしたけど。

 

EyeLook、プレビューすると白目になるんだけどその場合はfbx出力時だかに

自動で追加されてる_endボーンの方向を確かめると正しい向きが導き出せそう。

今回は_endボーンが上方向に配置されていたのでX軸で回転させたら直った。

ボーンの軸に問題があるのだろうか。

 

異様に寄り目になる問題は目のボーンがまっすぐ正面を向いていないせいかも。

目を球体で作ってる場合は変に調整すると問題が起きそうで困る。

この辺はEyeLook使わなければだいたい解決する。

 

あとはFXレイヤーを使って表情の変更をする方法とか。 アニメーションの

作り方が参考になったので実際に作る場合もこういう手法でやりたいと思った。

 

揺れ物にPhysBoneを入れたり、太ももにColliderを入れたりした所で本は終わり。

しかし物理挙動はすれどもColliderが反応せずに突き抜けてしまっている。

何が原因なのか気になるけど、今は別にいいかな。

ということで既視感のある所に降り立ってもらいました。

だいぶ雰囲気が出た気がします。 自分のワールドがあると色々と便利ではある。

 

一通りやってみた感想は、基本的に丁寧で分かり易くて良いけど時たま

突き放されたりよく分からない感じになるので、それをどう処理出来るか。

まぁ、造形であったり頂点や辺の組み立ては上手くて参考になる所は多い。

もう少しUnity側でもなんかあればと思ったけどこれはBlender本だしいいか。

 

なんかこうやってやる事で創作意欲が回復したと思うのも収穫ではある。

この本で学んだ事を活かして早いところ何か作りたいですね。 まずは下絵を。