Blender備忘録9頁目「頭部のモデリング1」

江上宿六です。

 

下絵が置けたので顔を含む頭部を作っていきましょう。 

そうそう、下絵は拡大したり位置を変えたり出来ますけど、できるだけ

左右対称になるように配置しましょう。 もし何かオブジェクトが

配置されているようでしたら削除しておいてくださいね。

 

まずオブジェクトモードにしてShift+Aで平面を追加します。 

この追加した状態だと上向きの平面なのでR→X→90と押し、X軸を基軸に

90度回転させます。 視点がフロントなら左下の所から視点に揃えるに

チェックを入れる事でも多分実現出来ます。

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次に編集モードにしてCtrl+Rでループカットをします。 平面の中央を

カットしたら左側にある頂点を選択してXで削除します。

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ここまで出来たら画面右にあるプロパティウィンドウに目を向け、

モディファイアーという項目を選択します。 スパナかレンチ型のやつ。

これはメッシュに様々な効果を与えるもので、色々と役に立つものです。

 

選択したら追加というボタンがあるので、追加を押します。

色々と項目が出てきますが、その中からミラーを探して選択します。

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すると削除した左半分が復活した、わけではなくて右半分の鏡像が

左に表示されたという状態になります。 右半分に施した処理はそのまま

左半分にも適用されるので、ほぼ対称の人体を作るのに役立ちます。

 

プロパティウィンドウのモディファイアーにミラーが追加されましたが

ここのクリッピングにチェックを入れると頂点が反対側に飛び出すのを

防いでくれます。 頂点を中心から動かすときはチェックを外そう。

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ミラーが追加出来たらこれを顔の所に持っていき、顔作成の開始です。

 

この平面を顔型に合わせていくのですが、どう見ても頂点が足りません。

そういう時は、色んな方法がありますけど今回は細分化にします。

外側の辺を選択し細分化、上辺や下辺を細分化してもいいです。

細分化したら頂点を選択して動かし、顔の形に合わせていきます。

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だいたいこれくらいに出来ればいいと思います。 耳は今は放置です。

 

顔型を作れたら次は目の部分を切り抜いていきます。 こういう時は

ナイフ(K)が役に立ちます。 目の部分をクリックして点を置いていきます。

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ちょっと雑でも後で調整できますので気にせずに。

まつげの所は残すのが個人的にはなんか良いと思ったのでそうしてます。

ナイフを入れ終わったらEnterで確定です。 この時に自動で外側に

辺が引かれますが、これは気にしないでおきましょう。

 

そしてこの目の面を切り抜きます。 選択を解除してしまっていたら

下のバーから面選択を選んで、選択すると容易に面を選択出来ます。

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ともかく、選択した状態でXを押してからの削除メニューから面を選択。

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これで無事、目の所を切り抜くことが出来ました。 ついでに口の方も

ナイフを入れておきましょう。 こっちは切り抜かなくて良いです。

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こんな感じです。

まだまだ序盤ですけど出来上がっていくのを見るのは楽しいですよね。

 

次回に続きます。

次回はいきなり酷い感じになると予告をしておきますが。

まぁ、なんとか頑張って作っていきましょう。 説明も頑張ります。